掃き溜め

どこかのオタクのひとりごと

むだい

惰性で生きているので特にやりたいことはない。死ぬ理由がないから生きているだけで、特に生きる理由もない。最近日常生活に支障が出るほど忘れっぽくて、正直生きてるだけでトラブルメーカーなので本当はさっさと死んでしまおうとすら思っている。まあ、そんなつもりもそんな勇気もない。というか、人を殺めてしまう前に医療の道を諦めることは正しい選択だと思うのだけれど、違ったのだろうか。


やりたいこと。ない。
やりたくないこと。生きること。死ぬのも面倒だけれど。


最近は本を読んでも、漫画を読んでも、舞台を見ても、好きな俳優を見ても、楽しくない。むしろ楽しいと思っていた時のことを思い出して、つらい。楽しいってなんだっけ。

毎日お風呂場で泣くようになった。今起きている事柄全部が最悪な方向に行ったらどうするのかを考えて。どうすることもできないけど。


ぼんやりしてる時間が増えた。気がついたら1時間座って過ごしてた、そんな日もある。


できないことが増えた。言葉は思い出せないし、成人式のときも友達の顔が思い出せなかった。何なら一動作にひとつ忘れ物をする。財布だったり、ケータイだったり、コートだったり。勉強しに行っているのにその科目のもの何も持たずに動いているし。


できることなんて、ないと思う。なにもかも人並みかそれ以下、なのに生きるのに精一杯だし。友達と同じように生きれない。頑張ってる友達を見ても他人事、後で襲われる劣等感にものすごく死んでしまいたくなる。なんで友達はこんなに頑張れるんだろう、なんでわたしはこんなに頑張れないんだろう。頑張るってなんだっけ。わからない。


なんでもできなきゃいけなかった、すごいね、えらいねって言われるのが当たり前だから、頑張らなくてもできるのが普通だった。いつからか頑張らなくちゃいけなくなった。頑張れなかった。頑張らなくてもできるし…と思った。できなかった。落ち込んだ。それでも頑張らなかった。なんでかは分からない。頑張ってる姿ってカッコ悪い。努力する姿を見せるのも、頑張ってるのも、カッコ悪い。そんなことないのはわかってるけど、そうなんだよ。わたしの中では、そう。頑張れない。人より頑張らなきゃいけないのに、できない。できない。できない。できない。できない。わたしだけ


楽しいってなんだっけ、頑張るってなんだっけ、もうそんなこと考えたくない。逃げて何が悪いの、できないことできないって言ったら頑張れだって。バカみたい。わたしなりに頑張ってできないから言ったのに。できないって。面白いね。これ以上なにを頑張ったらいいんだろうか。


なんか遺書みたい。最近抜毛癖が悪化して夜寝付けなくて普通に困ってるしもう疲れた。ぜんぶ。

「頑張れ」の呪い

長く長く愚痴が書いてあるだけなのであしからず。




わたしはいままで、たくさん頑張ってきた。


小学校受験も、習い事も、中学受験も、部活も、いじめられても学校へ行ったし、大学受験だって頑張った。


何度も「もうできない」と思った。

その度に「頑張れ」と言われた。


頑張ったら、できた。


頑張ればなんでもできるんだって思った。



大学は模試でもギリギリB判定、いつもはCやD判定の自分にはレベルの高い大学へ受かった。大学受験を頑張ったから。当たり前のようにその大学へ入学した。


大学生になって、勉強についていけずに落ちこぼれた。頑張らないと。頑張らないと。何度唱えて頑張っても、わたしは1年生で大事な科目をふたつ落とした。

2年生になって、みんなと同じ授業に出られないのだ。



2年生になる前に教員に面談で言われた。

「本当にこの勉強がしたいの?」


答えられなかった。

わたしが行ってるのは理系の大学だ。だけどセンター試験は国語が1番成績が良かったし、高校の成績もそうだったし、何より読書が大好きだった。

今は本に触れてすらいない。

そして今やってる勉強が本当にやりたいかなんて、わからなかった。


これを親に相談した時も「とりあえず入ったからには四大だし頑張って出て」と言われた。


また、頑張ろうと思った。



そして2年生になって、実習があった。

わたしはここで大きなミスをしてしまった。

「こういうところでやる気って見える」

「あなたのやってることは高校生と変わらない。教えてもらったからやります、ってだけ」

「やりたくないなら辞めてもわたしには関係ないし」

担当教員からそう言われた。


何も言い返せなかった。

もうわたしはこの世界は向いてないと、しっかりわかった。


もう頑張れなかった。


頑張ってみたけど、もう頑張るだけの目標がない。


それを伝えてもまた「頑張って卒業はして」といわれた。


もう頑張れないよ


何度も話しても


頑張れ、いままで全部頑張ってきたし、できたじゃない


そればっかり



もう頑張れないのに頑張らなきゃいけなくて、何を頑張ればいいのかも分からなくて、そんな人に「頑張れできるよ」って、あまりにも残酷だ


頑張らなくていいよと言って欲しかった


助けてほしかった



もう頑張れないや。


大学を辞める勇気もなければ、自殺をする勇気もない。


わたしは今日も敷かれたレールの上を頑張って生きていきます