掃き溜め

どこかのオタクのひとりごと

「頑張れ」の呪い

長く長く愚痴が書いてあるだけなのであしからず。




わたしはいままで、たくさん頑張ってきた。


小学校受験も、習い事も、中学受験も、部活も、いじめられても学校へ行ったし、大学受験だって頑張った。


何度も「もうできない」と思った。

その度に「頑張れ」と言われた。


頑張ったら、できた。


頑張ればなんでもできるんだって思った。



大学は模試でもギリギリB判定、いつもはCやD判定の自分にはレベルの高い大学へ受かった。大学受験を頑張ったから。当たり前のようにその大学へ入学した。


大学生になって、勉強についていけずに落ちこぼれた。頑張らないと。頑張らないと。何度唱えて頑張っても、わたしは1年生で大事な科目をふたつ落とした。

2年生になって、みんなと同じ授業に出られないのだ。



2年生になる前に教員に面談で言われた。

「本当にこの勉強がしたいの?」


答えられなかった。

わたしが行ってるのは理系の大学だ。だけどセンター試験は国語が1番成績が良かったし、高校の成績もそうだったし、何より読書が大好きだった。

今は本に触れてすらいない。

そして今やってる勉強が本当にやりたいかなんて、わからなかった。


これを親に相談した時も「とりあえず入ったからには四大だし頑張って出て」と言われた。


また、頑張ろうと思った。



そして2年生になって、実習があった。

わたしはここで大きなミスをしてしまった。

「こういうところでやる気って見える」

「あなたのやってることは高校生と変わらない。教えてもらったからやります、ってだけ」

「やりたくないなら辞めてもわたしには関係ないし」

担当教員からそう言われた。


何も言い返せなかった。

もうわたしはこの世界は向いてないと、しっかりわかった。


もう頑張れなかった。


頑張ってみたけど、もう頑張るだけの目標がない。


それを伝えてもまた「頑張って卒業はして」といわれた。


もう頑張れないよ


何度も話しても


頑張れ、いままで全部頑張ってきたし、できたじゃない


そればっかり



もう頑張れないのに頑張らなきゃいけなくて、何を頑張ればいいのかも分からなくて、そんな人に「頑張れできるよ」って、あまりにも残酷だ


頑張らなくていいよと言って欲しかった


助けてほしかった



もう頑張れないや。


大学を辞める勇気もなければ、自殺をする勇気もない。


わたしは今日も敷かれたレールの上を頑張って生きていきます